【夢】
本当は誰もが おとぎの世界を信じたいんだ 汚い現実に直面するたびに 本当はこんなはずじゃないってね ゆらゆら風に揺られながら 不思議の国に飛んでいきたいんだ キラキラ光る 瞳を合わせて 手をつないでどこまでも いい事を教えてあげるよ 信じれば行けるよ 難しいことなんかじゃない 本当はとても簡単なこと ほら 自分でも覚えてないくらいの 小さな小さな頃 今は見えなかった世界が 見えてたんだから 今は気づかないことにも すべて気づいてたんだから いけると信じて疑わなかったから どこにだっていけたんだよ ただ忘れてしまっただけ ほこりがかぶってる その大きな宝箱をあけてみて 鍵は勇気と信じる心 おとぎの世界は 当たり前の世界に変わるよ ビー玉そっと覗いて 綺麗な世界が見えるなら ほら.☆.。.:*
【優しい呪縛】
さえぎられた ドアの奥 光る波のように 今 あの頃の思い出が サラリ サラリ 深く 深く 思い出して ・・・思い出していく いつか見た あの海を 波が押し寄せるように 頭の奥を ザバザバと 明日のために 思いおこす ただこの世の中で 生きるだけでいいのか このままで 歩いていって 先に何があるのか 嗚呼 いつか もし時が止まるときが来るなら その日に悔いを残して 逝けないよね絶対 今全てできることを してしまえばいいけど どうしてなんだろうね どうしてできないんだろう 哀しみには 今 笑うしかできないよ 記憶をたどれば 貴方の夜を思い出す 切れ間に のぞく 赤い布は なに? 明日から どんな顔で 生きれば いいだろう? ここから今は 切れゆく糸を 離れていくのを 見つめている 貴方から離れて 先は 一人で歩いていくつもり 言葉にできはしないけど あたしの想いを この糸で 伝えてあげるわ 一生 忘れないような 濃い赤色で・・・
【風船】
こんなに離れても 君を近く感じる 見上げた空の繋がり あの雲に乗せて 伝わる想いを信じてる そっと静かに目を閉じて ふっと思い出す君の笑顔 頼りないと感じる泣き顔も 私だけに見せてくれる素顔が この心を解いていく 逢いたいと泣けば 飛んで来てくれることを知ってる だから無理は言わない 私が泣けば 君も一緒に泣いてしまう事知ってる だから私は泣かない 一緒に笑っていたいから たくさんの我儘も いつもいいよと聞いてくれるから お返しをいつかしないとね 今は心からありがとう 私の一言が 君の支えになるならば 意地を張る事もやめて 何度も言ってあげる 君がいつも言う 「愛してる」って言葉を いつか私も 使えるようになりたい 今は精一杯の 「大好き」を 君に届くように この空に飛ばすよ