言霊 -3ページ目

【眩暈】



いつもと同じ時間に
いつもと同じ道を歩いて
僕は何を求めてるんだろう


いつもすれ違う人かどうかも
虚ろな目で歩いてる僕には分からない


居場所なんて
あるのかないのか分からない


今泡のように僕が消えても
誰も気づいてくれない気さえする


大声で叫んでも
無機質な大音量の雑音で
かき消された



ここはそんな場所
知ってたはずだろう


それでも僕は絶対に
こいつらに埋もれることなく
一際輝いて見せられると信じてた
根拠のない自信


崩れていく
崩れさっていく…


そして 新しい僕は
少しは周りを見れるように
前を向いて力強く踏み出す


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【夢】



本当は誰もが
おとぎの世界を信じたいんだ

汚い現実に直面するたびに
本当はこんなはずじゃないってね

ゆらゆら風に揺られながら
不思議の国に飛んでいきたいんだ

キラキラ光る
瞳を合わせて
手をつないでどこまでも

いい事を教えてあげるよ
信じれば行けるよ

難しいことなんかじゃない
本当はとても簡単なこと

ほら
自分でも覚えてないくらいの
小さな小さな頃

今は見えなかった世界が
見えてたんだから

今は気づかないことにも
すべて気づいてたんだから

いけると信じて疑わなかったから
どこにだっていけたんだよ

ただ忘れてしまっただけ
ほこりがかぶってる
その大きな宝箱をあけてみて
鍵は勇気と信じる心

おとぎの世界は
当たり前の世界に変わるよ


ビー玉そっと覗いて
綺麗な世界が見えるなら
ほら.☆.。.:*


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【恋色】



あの日 君が笑いかけて
あの日 私が恋をした

それは偶然の出会いで
それは必然の瞬間だった


放課後フェンスごしに
君の動きの一つ一つを追った
近いようで遠い距離
同じ空間と時間を共にして


オレンジ色の時の中
また君が笑いかけてくれるのを
少し期待して強く願ったの
君はきっと知らないだろう


時はすぎて
もうあのグラウンドには
君の姿もあの頃の私の姿もないけれど


瞳を閉じると
あの頃の音が聞こえてくる気がする


そっと瞳をあけると
あの頃の色が見えた気がした


叶わなかった恋を焼き付けて
オレンジ色の時は切なく輝く


それは私だけの恋色・・・


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【チャンス】



飛べない時もあるよね
どんなに助走をつけても
どんな大きな翼をつけても

風が吹かなかったら
飛べない時だってあるんだよ


準備はしようね
決め付けて座り込んで
決め付けて翼閉じてたら

風が吹いた時に
飛べない事になってしまうんだよ


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【境界線】



他人との距離を測り
それを知る

知らない何かを学び
それを知る

過ぎ去る時を感じ
それを知る

温かさに包まれて
それを知る

厳しい環境を乗り越えて
それを知る

内側から生まれる想いで
それを知る

誰かに分け与えることで
それを知る

すべてが関わりあうからこそ
それを知る


“それ”=“自分”


可哀想な君が
置かれている環境は
何も交わらない

ただの廃墟
溢れる情報は体験することのない
無意味な騒がしさ

触れることを恐れないで
交わることを拒まないで



君は確かにそこにいるよ


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【優しい呪縛】



さえぎられた ドアの奥
光る波のように 今
あの頃の思い出が
サラリ サラリ
深く 深く 思い出して
・・・思い出していく


いつか見た あの海を
波が押し寄せるように
頭の奥を ザバザバと
明日のために 思いおこす


ただこの世の中で
生きるだけでいいのか
このままで 歩いていって
先に何があるのか


嗚呼 いつか
もし時が止まるときが来るなら
その日に悔いを残して
逝けないよね絶対


今全てできることを
してしまえばいいけど
どうしてなんだろうね
どうしてできないんだろう



哀しみには 今
笑うしかできないよ
記憶をたどれば
貴方の夜を思い出す


切れ間に のぞく
赤い布は なに?
明日から どんな顔で
生きれば いいだろう?


ここから今は 切れゆく糸を
離れていくのを 見つめている
貴方から離れて 先は
一人で歩いていくつもり


言葉にできはしないけど
あたしの想いを この糸で
伝えてあげるわ
一生 忘れないような
濃い赤色で・・・


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【雨夢】



そっと落ちた 鮮やかな世界に
何も邪魔をしないような透明が
猫も気づかない 静かな場所で


ねぇ ずっと見つめていようか
昼下がりのぼんやり色に
身をまかせて 懐かしい匂いと共に


ざわざわより静かな音色で
花も木の葉も歌っているのに
私以外の誰も気づかない


そっと空にのぼっていく
何も邪魔をしないような透明が
私の心まぜて きらめいていく


雨が見つめた夢は
きちんと届いていますか
本当は誰にでも
見ることの出来る綺麗な夢を
そっと そっと
貴方に教えてあげるね


それは いつだって
気づくということに気づけば
目の前に広がっているよ


優しく…優しく…


【風船】



こんなに離れても
君を近く感じる


見上げた空の繋がり
あの雲に乗せて
伝わる想いを信じてる


そっと静かに目を閉じて
ふっと思い出す君の笑顔

頼りないと感じる泣き顔も
私だけに見せてくれる素顔が
この心を解いていく


逢いたいと泣けば
飛んで来てくれることを知ってる
だから無理は言わない

私が泣けば
君も一緒に泣いてしまう事知ってる
だから私は泣かない


一緒に笑っていたいから
たくさんの我儘も
いつもいいよと聞いてくれるから
お返しをいつかしないとね
今は心からありがとう


私の一言が
君の支えになるならば
意地を張る事もやめて
何度も言ってあげる


君がいつも言う
「愛してる」って言葉を
いつか私も
使えるようになりたい


今は精一杯の
「大好き」を
君に届くように
この空に飛ばすよ


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【野良猫】



君はいい子だよ
悪いのは僕だよ


勝手に騒いで怒って泣いて
いつだって君を困らせる


なでて 頭をなでて
そう言ってはねのけられるの恐れて
いつだって こっちに来るな
突っ張って見せるんだ


フーフー
毛を逆立てて
近寄ったら引っ掻いてやる
僕は野良猫なんだ


なでて 頭をなでて
ぎゅっと抱いて
そっと一緒に眠って


いつだって本当は
心の中で願ってる


優しい優しい君の笑顔が
僕の固い心をコツコツ叩く
仕方ないな
今日はミルクを飲んでやる


美味しいな
美味しいなぁ


本当はすごく


すごくすごく
ありがとうだよ


【お歌の時間】



ママにほめられて
うれしい時に ウララ♪

パパにおこられて
かなしい時に ルララ♪


いつでもそばに
いてくれてありがとう

どんな所にいくときも
ついて来てくれる


私は歌うよ~♪
いつまでも

私は歩くよ
歌いながら~♪


isadakuteiki~♪
taunochinoI~~~♪


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